家の隙間が少ないと湿気から家族を守れる

日本は年間を通して湿気が多い国だと思います。

北海道は夏の湿気は少なくて、この時期生活は快適だと思います。
平均しても70〜80%の湿度だと思います。
家の中と外との湿度の差があれば良いわけです。
なるべく外の湿気を室内に入れない、窓は開けない、玄関ドアは開けて家に入って
すぐ閉める。これではまるで、神経質に冷蔵庫のドアを開けて、すぐに出し入れをしないと電気代がかかるのと同じようですね。
24時間は必須ですから、いくら閉めっぱなしでも外の湿気を含んだ空気が入ります。
そこで、外の湿気を含んだ空気の湿度を下げて取り入れる換気方式があります。
以前お話しをした、第1種換気方式です。
これは給気・排気とも機械で強制的におこないます。
この方式に熱交換器を付く事で、エアコン併用で室内の湿度が下がり快適になります。
建築基準法では、1時間単位で居室の容積の空気を、半分入れ替わるのが条件なので
第1種換気方式は新鮮な空気を部屋中に循環できて理想的です。
さらに電気代がかからないように、家の中の隙間を無くします。
隙間が非常に少なくない(C値が1.0より少ない)住宅がこれからの住宅です。
三郷の『暖涼の家』では住宅性能が高性能なのでこの方式を積極的に推奨しています。
エアコン併用もつけっぱなしで電気代が抑えられますよ。
目先で考えるのではなく、長い目でランニングコストも考えた燃費の良い住宅をつくりましょう。燃費の良い住宅は家族の健康も考えてる住宅なのです。