こんにちは、田畑です。

「勝手口のドア下部から雨水が侵入する」とのご相談を受け、工事を行わせていただきました。
まずは、ドアに対していろいろな角度から、いろいろな場所をめがけて水をかけて
どこから雨漏りするのかを検証しました。

今回は、このアングルというL字型の金具の隙間が侵入経路だと発覚しました😸☝
次に、なぜ水が侵入してしまうのかを考えます。
ドアの建付け不良や雨水桝の詰まりなど、いくつかの原因を想定し、対応策を検討いたしました。

雨がなかなか降らず、雨漏りの状況を実際に見ることができなかったので
建物を利用されている方々が詳しく状況をご説明くださいました。
利用者の方のご協力もあり、
「ドア前の地面に傾斜がついており、低くなった部分に雨水が溜まってしまう」
という原因が判明しました。
そこで、ドア前のコンクリートを斫り、砕石を敷き詰めて雨水を吸収できるよう改善しました。

雨水の侵入や雨漏りは、目に見える原因がすぐに特定できるとは限らず、現地での丁寧な確認と、お客様からの情報が非常に重要であることを実感しました。
とても勉強になった現場でした😸
