早稲田の家[simplenote]

土曜日の長本です⛑

今週、基礎工事が無事に完成しましたので、ざっとここまでを振り返りたいと思います📝

解体・整地のあと、建物の配置どおりに地面に縄を張ります。

この作業を“地縄張り”と言います。

必要な場合のみ地盤の補強を行いますが、今回も環境に優しい砕石杭を採用・施工しました。

基礎工事はまず、所定の深さまで掘った後、設計通りの厚さで砕石の盤を作ります。しっかり転圧することで地盤を整える役割があります。

砕石をしっかり締固めたら、均しコンクリートを打設します。

このコンクリートの役割は高さを精度よく整えることと、後の鉄筋の組立作業を円滑に進めるためです。

トヨダ建設では均しコンクリートは全面打設します。

実は防湿用のフィルムを敷いてあるのですが、全面打設することでフィルムが破けるのを防いでくれます。

コンクリートが乾いたら鉄筋を並べ、組み上げていきます。

トヨダ建設では今回から、施工中に全10回の第3者による現場監査を受けることにしました。基礎の鉄筋が組みあがったタイミングで1回目の監査を受けます。

監査を受けて、基準を満たしていることを確認したら1回目のコンクリートを打設します。

このコンクリートからは構造体扱いとなり、強度基準を設けていますので、出荷され現場に到着したコンクリートをミキサー車から抜き取り、試験室に回します。

実際にお住まいに使用されたコンクリートが設計の強度基準を満たしていることを確認します。基礎のコンクリートは2回に分けて打設されますので、検査に回すのも2回分です。

基礎の立上り部分のコンクリート打設の前に2回目の現場監査を受けます。

ここでは上屋との接合部となるアンカーボルトの配置や、鉄筋がコンクリートの中にしっかり納まるように組まれているかなどの確認をしてもらいます。

すべての検査や監査を通過し、最後の基礎コンクリートを打設します。

打設後に所定の日数を経過したら型枠を外し、基礎を埋め戻します。

今回もいつもどおりとても美しい基礎ができあがりました✨

いよいよ来週13日に上棟となります。

ご近所の方々には引き続きご迷惑をお掛けいたします。

安全と近隣配慮を第一に作業を進めてまいります⛑