寒さ対策には嫌われ者のエアコンと仲良しに

毎年毎年新しいエアコンが発売されます。

皆さんのエアコン選びはどこを重視していますか?
・とにかく価格⁈
・電気代のランニングコスト⁈
・性能⁈
あまり安すぎる商品にも理由があります。
家電量販店と私達工務店でも同じメーカーの商品でも品番が少し違うものがあります。
これは発売元のメーカーが、家電量販店向けに卸すための品番と、
工務店向けに卸すための品番があります。
全てに当てはまる事ではないのですが、エアコン本体を開けてみるとビスが金属ではなく樹脂製の物や基盤などいろいろコストを抑えた作りになっています。
安いエアコンを大特価で購入して電気代がかかり過ぎたら大変です。
これからのエアコン選びは「APF」という数値をカタログなどでよく見てください。
APF=”通年エネルギー消費効率”  と記載されているものもあります。
エアコンを1年間使用した時に、必要な冷暖房能力を、1年間でエアコンが消費する電力量で割ったものになります。
その他に、消費電力量期間合計(年間)や省エネ基準達成率が記載されています。
APFが6.0以上であれば、効率が良いエアコンだといえます。
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“能力の小さいエアコン”を選ぶのも良い選択です。
使う電力は同じでも、たくさん働いてくれるエアコンの方が、
APFが高くなることも重要です。
ただし、住宅の断熱性能を高めておかなければ、APFの数値が高くても
エアコンに嫌われます。
隙間だらけの住宅では光熱費も増えます。
さらに夏場の日射遮へいも一緒に考えなければいけません。
家電設備に頼りせず、構造と断熱にこだわりましょう。
『三郷市の暖涼の家』に住むためには、隙間のない断熱性能を高めた高性能な住宅に
高性能のエアコンが必要になります。